- PRINTDATA -

印刷データ作成について

1.印刷データとは?

そのまま印刷することが可能な完全データのことです。

プラスワンスタイルでは、ドリップバッグコーヒーのパッケージサイズ(100mm×125mm)に合わせてAdobe Illustratorで作成された

デザインデータのことを指します。

デザインに使用する予定のロゴや写真といった個別のデータとは異なります。

2.デザイン制作と印刷データ作成はどう違うの?

オプションでお選び頂けるデザイン制作は、ドリップバッグコーヒーのパッケージに使用するイラストをお客様だけのオリジナルデザインとして制作するサービスです。

制作したデザインはそのまま印刷することはできず、ドリップバッグコーヒーのパッケージに印刷するためには専用のテンプレートにレイアウト作業を行い、完全データ(印刷データ)を作成する必要があります。

3.印刷データの作り方

▶︎店舗や企業などのロゴデータから作成する

ロゴデータをお持ちの方はご注文時にデータを当社までお送り下さい。

サイズやレイアウトを検討した上で当社で印刷データを作成します。

ご要望に応じて文字をお入れすることも可能です。

印刷データの作成後にドリップバッグコーヒーのパッケージに合成した完成イメージ画像をお送りし、お客様の承諾後に印刷・製造を開始します。

<ロゴ等の使用に関するご注意>

必ずお客様自身が当サービスに使用するための権利をお持ちのデータを送付下さい。

ロゴやデザイン使用に関するトラブルに関して当社では一切の責任を負いません。

詳しくは FAQご支給データの著作権・肖像権等について を参照下さい。

▶︎手描きのイラスト(紙など)から作成する

イラストの内容により、印刷データの作成方法が異なります。

イラストの写真を撮影したものをお送り頂き、当社でデータ作成方法を判断させて頂きます。

<手描きイラストの写真を撮る時の注意点>

壁に貼り付けたり、立てかけるなどして頂き、写真のイラストに影が入り込まないように撮影して下さい。

明るい場所で撮影して下さい。

水平・垂直を意識して、なるべくイラストに対して真っ直ぐに撮影して頂きますとより良い仕上がりになります。

⚫︎単純な線と色味で構成されたイラストの場合

トレース作業を行い印刷に適したベクターデータに変換します。

⚫︎グラデーションなど細かな表現があるイラストの場合

トレースで再現できないものは、お送りいただいた画像の色味や明度等を可能な限り調整した上で、画像データのまま使用します。

<トレースできないデータの一例>

・人物や風景等の写真

・解像度が低すぎたりピントがずれていて画像がぼやけている

・グラデーションや繊細で複雑な色の使用をしている

※トレース可能な場合であっても、非常に複雑なイラストの場合、データをお送りいただいた際に追加料金(別途お見積り)をお願いする場合がございます。

トレースもしくは画像調整の後、サイズやレイアウトを検討した上で、印刷データを作成します。

ご要望に応じて文字をお入れすることも可能です。

印刷データ作成後にドリップバッグコーヒーのパッケージに合成した完成イメージ画像をお送りし、お客様の承諾後に製造を開始いたします。

▶︎手書きのイラスト(データ)から作成する

お送り頂いたイラストデータを当社でサイズやレイアウトを検討した上で、印刷データを作成します。

印刷データ作成後にドリップバッグコーヒーのパッケージに合成した完成イメージ画像をお送りし、お客様の承諾後に製造を開始いたします。

ファイル形式はjpeg / png / ai / eps / tiff / pdf等に対応しておりますが、ベクターデータのみで作成されたaiデータ以外は、必要に応じてトレース等、印刷に適した状態にするためデータの編集をさせて頂く場合がございます。

詳しくは 手書きのイラスト(紙など)から作成する を参照下さい。

4.完全データ入稿をする

完全データとは当社で用意しているテンプレート(Adobe Illustrator ver.10以上専用)を使用して制作された修正の必要のないaiデータを指します。

文字校正や印刷物の内容等の確認は弊社では基本的に行いません。

事前に確認いただき問題のない完全データを入稿して下さい。

画像が粗い完全データを入稿された場合も、当社では事前にご確認いただいた完全データとして認識し、そのまま印刷させて頂きますので予めご了承下さい。

テンプレートファイル(ai)のダウンロードはこちら

※入稿データは必ずお客様が使用する権利をお持ちのデザインを使用して下さい。

ロゴやデザイン使用に関するトラブルに関して当社では一切の責任を負いません。

その他入稿デザインに関する注意事項は FAQご支給データの著作権・肖像権等について を参照下さい。

5.印刷時のずれや色味、掠れに関して

概ね3mm以内の印刷のずれに関しては許容範囲とさせて頂きます。

四角い枠がついているもの等、水平・垂直が強調されたデザインの場合、印刷のずれが目立ちやすい傾向があります。

⚫︎枠付きのデザイン


⚫︎枠なしのデザイン


画像は角度が1度ずれた場合のものになります。

印刷時には最大で2度程度ずれが生じる可能性がございます。

予めご了承ください。

色味に関して、事前にお送りさせていただく合成による完成イメージ画像と、実際に印刷して出来上がったパッケージの色味は全く同じになることはありません。

合成画像はあくまでイメージとしてご理解下さい。

また印刷機の都合上、わずかに掠れや薄い線等が入る可能性がございます。

印刷後に一枚一枚確認し、品質上問題があるものは手作業にて省いており、弊社として問題がないと判断したもののみを発送しております。予めご了承下さい。

最新の注意を払い検品しておりますが、万が一著しく仕上がりの悪いものがございましたらすぐに良品と交換させて頂きますので、恐れ入りますが到着後7日以内にcustomer@plusone.styleまでご連絡下さい。

6.ラスターデータとベクターデータの違い

印刷データに使用するデザインデータには、主に写真等の細かい表現に向いているラスターデータと、ロゴやくっきりとしたイラスト等に向いているベクターデータがあります。

▶︎ラスターデータとは

沢山の細かいピクセル(点)で構成された画像です。

1ピクセルごとの色や濃度の情報を記録したデータになります。

グラデーションや繊細な色表現に向いています。

拡大していくと、ピクセルの数は変わらないためガタガタとした画像に見えてきます。

一度データを縮小すると元の画像には戻せません。

▶︎ベクターデータとは

Adobe Illustrator等を使用して作成された、ポイント同士の位置やその間の線やカーブ、色等の情報を数値化して描かれたデータです。

どれだけ拡大したり縮小してもラスターデータのように質が落ちることはありません。

写真や繊細なグラデーションのような色表現には適しておらず、明確な線や色で構成されたイラストや図形に適したデータです。

7.CMYKとRGBの違い(カラーモードとは)

カラーモードとは印刷物やWEB等の画像やイラストの色を表現する方法のことです。

一般的に「RGB」と「CMYK」という2種類の方法があり、印刷データは基本的にカラーモードはCMYKで作成します。

⚫︎RGBとは

主にWEB等、モニタ表示等に利用されている色の表現方式です。

赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の光の三原色を利用しており、数値が上がるほど白に近づき、数値が下がるほど黒に近づきます。(加法混色)

画像データ等に多く利用されています。

⚫︎CMYKとは

主に印刷物等に使用される色の表現方式です。

シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の色材の三原色を利用しており、これに黒(K)を加えた4色を混ぜることで印刷の色を表現します。

色が混ざるほど暗く、黒に近づいていきます。(減法混植)

ドリップバッグコーヒーのパッケージデザインはCMYKで作成します。

完全データ入稿のお客様は必ずカラーモードをCMYKにしてデータを作成して下さい。

8.よくあるご質問

▷店舗や企業のロゴデータがあるので良い感じに配置して欲しい

当社にてサイズやバランスを調整させて頂きます。

印刷の前に、パッケージに合成した完成イメージ画像もお送りいたしますのでご安心ください。

極端に小さく配置したい場合等は予めお申し付けください。

▷文字を入れる場合にフォントは選べますか?

基本的には当社のデザイナーがイラストや画像の雰囲気に適したフォントを選定させて頂きますが、ご希望の雰囲気や具体的なフォント名などがありましたらお気軽にお申し付けください。

当社に同一のフォントデータの用意がない場合は近い雰囲気のものでご提案させて頂きます。

▷ロゴデータがaiデータではない(jpeg / pdf / TIFF等)が使用できますか?

はい、基本的に使用可能ですのでお気軽にご相談下さい。

ベクターデータのみで作成されたaiデータ以外は、必要に応じてトレース等、印刷に適した状態にするためデータの編集をさせて頂く場合がございます。

詳しくは 手書きのイラスト(紙など)から作成する の項目を参照下さい。

▷白色のインクに対応していますか?

申し訳ございませんが白インクには対応しておりません。

デザインの中で白色を使用している箇所は、パッケージの色がそのまま、インクが乗らない状態の仕上がりとなります。

そのためパッケージの色が白の場合は白く見えますが、パッケージの色がクラフト(茶色)やグレーの場合はデザイン上では白になっていても印刷したものはその部分は茶色やグレー(パッケージの色そのもの)となります。

例えば、緑色の背景の中に白いウサギがいるようなデザインで、クラフトやグレーのパッケージの場合、仕上がりは茶色やグレーのウサギに見えることになります。


▷カラーの画像をモノクロ(グレースケール)にして使用してもらえますか?

はい、通常の印刷データ作成費¥2,200の範囲で対応可能です。

モノクロ印刷とカラー印刷では商品代金が変わりますので、商品のご購入前に予めご相談下さい。

▷デザインの保管期間を教えて下さい。

制作から150日間保管しております。

150日以内に同一デザインでご注文いただいた場合はリピート割引として基本料金¥1,100が¥550に、印刷データ作成費¥2,200が無料になります。